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ワインとアロマ【エステル】

ワインのアロマの考察シリーズ。


今回は【エステル】類です。



アロマテラピーにおいて【エステル】類は加水分解によって生成される香りとして覚えました。


代表的なもののひとつはクラリセージ(Salvia sclarea)やラベンダー(Lavandula angstifolia)の酢酸リナリル。

”強い”鎮静作用が知られています。


それとは対照的に、覚醒作用として知られているのはジャスミン(Jasminum officinalis)などに含まれる酢酸ベンジルです。


ジャスミン(Jasminum officinalis)の他にも、イランイラン(Cananga odorata)など甘く思いお花に多く含まれるようです。






ワインのアロマ表現で使われる【エステル】は、フルーツやお花などの香りとして表現されるそうです。



白い花

りんご

ラズベリー

いちご

バナナ


などが例として挙げられれます。



酢酸リナリルとして知られる精油は軽やかな香りが中心ですが、酢酸ベンジル系は甘く重め。


共通としてはフローラルで華やか、甘め、という印象でしょうか。



白い花・・・はアカシア、スイカズラ、菩提樹・・・などボリュームや香りの強さによってい軽やかな印象から重くしっかりめまで幅広く表現されます。


りんご・・・は、爽やかでクリスプ(シャキッとフレッシュ)な青リンゴ、もう少し熟して甘みの強い黄りんご、甘酸っぱく香り高い赤りんごなどこちらもワインの品種によってバリエーションが豊富です。


ラズベリー、いちご・・・は若く軽やかな赤ワインの表現でよく使います。

フレッシュでフルーティ、ワインの色味も澄んでいて淡めな色のものの香りですね。


バナナ・・・はいちごのキャンディーやコンポートと並んで「キャンディ香」と表現される独特の甘い香りです。熟した甘さを表現するときに使われます。






どれもいわゆる「第一アロマ」=ぶどう由来の香りとして表現される香りで、アロマテラピーでいうトップノートのようにすっと鼻腔に広がる香りですが、種類によって軽め〜重めまで色々な香りに属すことができる香りだと思います。


香りは軽くとも奥は深い!興味深い芳香成分だと思います。

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