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アーユルヴェーダとワイン

アーユルヴェーダでは、ド―シャのバランスをとるファクターのひとつとして食生活に重きをおきます。




アーユルヴェーダでは、6つの『グナ』=性質と6つの『ラサ』=味 で食物を捉えます。


まず、テクスチャー/質感/状態 = 性質として

重性・軽性・乾性・湿性・温性・冷性 の6つのグナ(性質の分類)があるとされます。


また、味わいとしては 

甘味・酸味・塩味・辛味・苦味・渋味 の6つのラサ(味わいの分類)で食べ物を捉えるとされます。


そして、それぞれのグナとラサがド―シャのバランスに関連していると考えられます。



また、アーユルヴェーダでいう「よい食事」とは、”1度の食事に6つのラサがすべて含まれた食事”のことをいうそうです。


【引用】佐々木薫(2004). 癒しのアーユルヴェーダ.東京:株式会社BABジャパン出版局



ワインはアルコールですし、基本的にアーユルヴェーダではアルコールを100%推奨しているわけではないかもしれませんが、私はワインのスペシャリストですので、せっかくなので少しイレギュラーな考察のひとつとして、アーユルヴェーダ的にワインを考えてみたいと思います。


というのも、とても面白いことに、ワインの味わいを捉えることにも6つグナ(性質)と6つのラサ(味わい)がワインの考察、ブラインド・テイスティングやそれぞれの産地や品種の特徴を捉えるために重要なキーワードとなりますし、ある意味で考えがリンクしていると思うからです。







まずは『基本』として、タイプをみていきたいと思います。



☆ヴァータ(空・風)タイプ☆ 

キーワード:冷・軽・動・速・乾 ⇒ そわそわしがち、移り気な”風”タイプ  

バランスをとる食事:甘・酸・塩 

*シチューなどの煮込み料理や、スパイス入りの甘みのあるチャイなど、甘みがあり、暖かいものがとくによいそう。

 

◎おすすめワインタイプの考察  

果実味と酸味がしっかりとした味わいのワイン 

塩味を感じるワイン(沿岸部で作られるワイン)

甘口ワイン


ワインのタイプ(赤・白・ロゼ)を問わず、力強く骨格のあるワインがよさそうですね。

例えばフランスでいえばブルゴーニュ、またイタリア沿岸部やクロアチア・スロヴェニアあたりのオレンジワインなんてよいかもしれませんね。


 

☆ピッタ(火・水)タイプ☆ 

キーワード:熱・鋭・軽 ⇒ 情熱的で行動的、チャレンジ精神あふれる”火”タイプ 

バランスをとる食事:甘・苦・渋 


*薄味で冷製の料理がよいそう。サラダ、冷製スープやパスタ、アイスクリームなどもよさそうですね。

◎おすすめワインタイプの考察  

果実味と同時にタンニンを感じるワイン

成熟度が高く、コクを感じるワイン


エレガントなタイプならボルドーやローヌ、パワフルなタイプであれば南イタリアやアルゼンチンやウルグアイあたりのワインもよいかもしれません。 

*ピッタは本来アルコールを避けるべきタイプですが、あえてのワイン考察なので悪しからず。




☆カパ(水・地)タイプ☆ 

キーワード:重・冷・遅・粘 ⇒ 朗らかで忍耐力のある”水”タイプ

バランスをとる食事:辛・苦・渋


*スパイスが効いていて、刺激のある食べ物がよいそう。油脂分の多いものは避け、熱くて辛い食べ物がおススメです。

◎おすすめワインタイプの考察  

スパイシーでミネラルを感じられるワイン

タンニンがしっかりと生きていているワイン 


アルザスやドイツ北部のミネラル感あふれる白ワインなどよさそうです。

また、食事とのマリアージュから考察すると南仏やチリ、オーストラリアのワインも相性がよさそうですね。




基本としてはこんなところでしょうか?


まとめているうちにさらに面白くなってきたので、徐々に深掘りしてみたいと思います!

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